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『ゆれる』
配役が良かった。
兄弟のいる人はきっといろいろ考える部分が多いと思う。
羨望と嫉妬、軽蔑は本人の意図しないままに根を深くし、
記憶のあいまいさが信頼を揺るがすのか。
というより、記憶とは思い込みによって消されたり作られたりするものか。

終盤、主人公は子供のころのフィルムをひとりで見るが
自分の記憶とは違い、父は子供らを連れて渓谷に遊びに行ったこと、
映像での兄は、自分の知っている“兄”であることを思い知る。
小物の使い方が良かった。
気づかずに裾を濡らすお酒、崩れたトマトや、
事件のキーワードである「つり橋」を連想させる、暗室でのカメラのフィルム。
この「つり橋」は、進歩的な弟と保守的な兄の距離を隔て、
またギリギリのもろさで繋ぎとめてもいたんだな、と。
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[2008/02/19 00:00] | や行 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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