やっぱり寝坊した。 6時集合なのに、起きたのは5時50分。 いそいで姉にメールする。 今回のように、一方的にこっちが悪い場合の姉は、マジギレ必須。 仁王の如く怒るに違いなーい;; 姉からの返信を待ちつつ、5分で身支度を整えようとする。 スッピンは…スッピンだけは嫌だ。 せめてファンデと眉毛だけでも!と急ぐけど、メールの返信を打っていてもたもたしてしまう。 姉は、「手が止まるならDにメールさせればいいじゃない(怒)!」とお怒りだけど、 D君は異常にメールを打つのが遅い…。 化粧しながらの私のほうが、絶対速い。 小さい頃からの刷り込みで、怒る姉からは逃げろ!という第二の声が聞こえる。 「もう置いて行って。あとからどうにか追いかけるから。」とメール。 これに姉がさらに怒る。 「はぁ!?メイク道具持ってすぐに来い! スッピン嫌だとかあんたが勝手に寝坊したんでしょ? 荷物重いとか、知らん!」 (脳内で仁王様なので、もう少しマシな言葉だったかも↑) 姉のキレっぷりに逆切れしつつ、逆切れした私にビビるD君にさらにキレつつ、 ファンデだけ塗った状態で、とにかく集合場所に走った。 ※姉が怒っているのは、家族以外のメンバーも一緒に行くのに遅刻したからです。 いちおう姉の名誉のため、「理不尽に怖い」わけではないのであしからず…。 (まあ、普段から家族には怖いけどね) 姉…会うとそんなに怒ってないし;; その普通のニコニコ顔で、あのメールの内容打ってたと思うとそれはそれで恐怖。 アメージング、姉。。 |
今日は、廣道さんの 400m 決勝の日。 12時に姉ホテルに集合なので、早めに朝食をとって、 近くでもウロついてみるか~と思っていたのに、10時に起きてしまう。 ホテルの朝食が10時までなので、ウロつくどころか朝食まで食いっぱぐれる。 朝に弱いD君と、D君に輪をかけて朝ゾンビな私。 まあ移動疲れだよ、きっと。とお互いにドンマイモードで出かける支度をする。 姉のホテルは、一泊2000円~3000円らしいのだが、設備・雰囲気ともに○。 エレベータがないので、4階とかの部屋だったら辛いかもしれんけど。 しかも、リーズナブルなレストランがホテルに付いているのが素敵。 清潔感あるし、西洋人が多く泊まるからか、味付けもコッテコテの中国料理とか違うように思う。 鳥の巣(メイン競技場)に向かってからは、どういうタイミングで食事が食べられるかわからないため、 とにかくここでお腹いっぱいにして出かけることに。 事前情報では、セキュリティで飲食物は取り上げられるとも聞いていたので…。 姉たちがホテルのフロントで、鳥の巣までタクシーを利用した場合の値段を聞いてみたところ、100元だと言う。 タクシー運転手が法外な値段を吹っかけてきたときの目安にしよう。 北京駅から少し離れて停車していたタクシーに、鳥の巣までいくらか聞いたところ、やはり100元とのこと。 (いつも聞いてくれるのは、中国語ができるゆうこちゃん!) なんでそんなにぴったりの値段なのよ? と疑問に思うが、とにかく大人数をぱぱっと分けてタクシーで移動しなくちゃならない。 4人で割れば、たいした金額じゃないし、とにかく100元で交渉成立だ。 さぁて、しばらくは北京の町並みを堪能しつつ移動だぁ…あああああ! タクシーの運転、超荒い!うわぁ右側から人!ひだりひだり自転車ぁ!! ええ!?そのタイミングでアクセル!!? 窓を開けてなにやら外に罵声を浴びせるタクシーの運転手たち。 暑いのに入れてくれないクーラー。 はー、、マジで死ぬかと思ったわ。 命があってよかったですー。と神仏に祈りながらタクシーを降りる。 |
アメリカに住む、ギリシャ人家庭で育った女性の、
文化と価値観がまったく違う結婚を題材にしたラブコメディ映画。 トゥーラは、実家が経営するギリシャレストランで働く30歳独身女性。 冴えない外見と、内気な性格でありつつも、 「ギリシャの女はギリシャ人と結婚をし、子供を産み、一生家族に尽くすもの」 というギリシャ風の価値観を嫌っている。 ある日、白人系アメリカ人のハンサムな客に一目惚れをし、トゥーラは自分を変える決心をする。 彼女はギリシャの価値観から脱却できるのか。 果たして、違う文化の中で育った男女は幸せになれるのか。 有名な俳優はいなかったのだけど、かなりいい映画だと思った。 男と女の性役割の違いは、自国の文化に対する誇りと嫌悪を生む。 しかし、登場人物たちの家族を想うシーンもたくさんあり、 努力して幸せになることの価値を感じさせてくれる。 でも、トゥーラに好意を持ってくれる婚約者が、 トゥーラのどのへんに惹かれたのかの説明が欲しかったなー。 しかし、こんなに理解のあるいい男ってなかなか居ないんじゃないかな。。 |
いよいよ、北京に発つ日が来た。 D君と母の3人で、福岡→大連→北京という行程。 ![]() 福岡→大連までは日本人も半分くらい居た感じだが、大連からは中国人のほうが多くなったように感じた。 大連で入国手続きを済ませ、搭乗口付近で1時間ほど待機させられる。 暇なので、数店舗しかない大連空港内のSHOPを見る。 |
![]() ざざっとまとめました。 乱文は許して。 パラリンピックはスポーツ一色の場。 肌でそう感じることが出来るものすごい熱気でした。 日本ではLIVE中継がなかったのは残念。実にもったいなーい! 帰国後に撮り溜めしてたNHKダイジェスト番組を確認したけど、 メダルに届かなかった人の紹介も一切省かれてて、そりゃないぜと思った。 50分の枠だったけど、削る部分と放送する部分を間違ってないか?? 選手の顔すら出ず、どんな競技でどんな試合風景だったかも放送無し。 日本で応援している人は、いったいどうやって情報を得たらいいのよ!? なんか、番組中での取り上げ方もなんだか変だし。 まあメディア全体がおかしいのかもしれないけど・・・。 たとえば、Yhooo!ニュースのコメント欄なんて目も当てられないくらいに荒れちゃったり。 健常者だから~だとか、障がい者に対しての~とか、 そんなんネット上でいろいろ言ってないで、一回スポーツの現場を見てみてください。 鳥の巣で感じたあの熱気、心臓が勝手に速くなって、 競技の緊張感と歓声で耳が遠くなる中、選手の吠える声だけははっきりと聞こえる。 目の前をレーサー(競技用車椅子)のディスク(タイヤのホイール)を叩く音と共に駆け抜ける。 風を切る音までしてきそう。 まあ、とにかくそういうのを目の前で感じてから議論してくださいよ、と。 そっからでも議論は遅くないって。 日本は、健常者と障がい者を分けて教育しちゃうから、 へんな意識が出てしまうんだと思う。 なんで学校を分けちゃうの?というところだけど、 学校や通学路がバリアフリーでないとか、そういうハード面を理由にしてしまう。 じゃあハード面をさっさと整えちゃいなよ。 (お金はかかるけど!) ゲーム機でもそうでしょう? PS3が出てから、いろいろと面白いゲームソフトが出るでしょ。 ハード(設備)が整わないうちにソフト(教育)が発売されるわけない。 まあ…そもそも、“教育”なんてしなくとも、一緒に過ごせば子供らは勝手に学びます。 何が出来て、何が出来ないのか。勝手に理解します。 そういったことをできるだけフラットにするのが、バリアフリーという発想。 “特別な人”という意識をなくすための、バリアフリーです。 障がいを持っていようとなかろうと、個々人の性格はさまざまだよなぁと思う。 努力家、怠け者。 正直者、うそつき、ナルシスト、偽善者、卑屈。 明るい、暗い、人見知り、自信家。 これって人の性格であって、心身の健康とは関係ない。 どんな世界にもいろんな人が当たり前に居るんだよな。 この辺の性格的なことが“障がい者”であることは無関係ということに、 私自身姉が廣道さんと縁ができるまで見えてなかったかも。 正義感、努力家、非常に頑固、明るい、言葉も意思も体も強い。 信念のためなら喧嘩上等! これ、姉と廣道さんの共通項(笑)。 スーパーパワフル夫婦で怖いくらいです・・・。 中国話はたくさんあるのだけど、日記メモ帳に書きなぐってるので ぼちぼちまとめつつUPしようかな。 ------------------ 写真は、知人に預かってもらってるときの塩さんです。 金魚の水槽があるお宅だったので、なにやら狙っている顔…。 (塩が金魚にイタズラしないで良かった・・・) たいへんお世話になりました。 ありがとうございました! 最初に面倒を見てくれると言ってくれてたSAKKOも、本当にありがとさん! |